5月16日(月)特別授業「行政構造改革が自治体文化政策に与える影響-フランス の動向」 2011年5月2日


フランスの文化政策研究者エマニュエル・ヴァロン先生を迎えて特別授業を開催します。
同国で現在進行中の自治体構造改革が今後の文化政策に与えうる影響について最新動向を
レクチャーしていただき、引き続き日本の事象との比較を交えてディスカッションをします。月曜4限
の曽田先生の授業(文化経営学特殊研究)と小林ゼミ「文化政策の諸問題」(文化経営学演
習)共通の特別授業となりますが、受講者以外でも関心のある学生は参加してください。

テーマ「行政構造改革が自治体文化政策に与える影響-フランスの動向」
講師: エマニュエル・ヴァロン パリ・ウェスト・ナンテール大学(パリ第10大学)教授
ディスカッサント: 小林真理、曽田修司
日時: 2011年5月16日(月)15:00 - 16:40
会場: 法文1号館217教室
言語: 日仏逐次通訳あり、英語使用も可。通訳:長嶋由紀子
主催:科研費基盤研究(B)「行政構造改革が戦後日本の芸術文化政策に与えた影響に関する研究」
共催:文化資源学研究室

レクチャー要旨
サルコジ政権の求めで2010年に可決された新法は、国家と地方自治体間の権限配分を変更する。
全面施行は2014年からだが、その影響が1982年以後の地方分権化によって発展した文化政策の
かつてない後退となって現れることを地方議員や文化関係者らはすでに危惧している。

講師紹介
Emmanuel Wallon
パリ・ウェスト・ナンテール大学教授(政治社会学)。ルーヴァン・ラ・ヌーヴ・カトリック大学(ベルギー)
客員教授。パリ政治学院卒。社会科学高等研究院、博士(社会学)。研究指導資格(政治学)。
Les Temps Modernes(1995-2007)Études théâtrales(1994-)L’Observatoire, La revue des
politiques culturelles(2007-)各誌編集委員。
専門は芸術と権力の関係およびヨーロッパにおける文化政策。これらテーマでの論文、著書多数。また、
フランス文化省が設立した大道芸とサーカスの普及組織オール・レ・ミュール理事長(1998-2003)を務
め、舞台芸術に関する文化省調査を実施する(2003-2005)など、文化政策実務にも関わりが深い。

ウェブサイト
Représentations : http://e.wallon.free.fr