第14回文化資源学フォーラム「らくがき —そこにかくということ—」 2014年12月14日開催


第14回文化資源学フォーラム「らくがき —そこにかくということ—」

 

2014年12月14日(日)13:00~16:45 *開場/受付開始 12:30 [入場無料]

会場:東京大学本郷キャンパス法文2号館1番大教室

ゲスト講演<敬称略・五十音順>:小倉利丸(富山大学教員)、小林茂雄(東京都市大学教授)

主催:東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室

企画・運営:「文化資源学フォーラムの企画と実践」ゼミ履修生

後援:文化資源学会

定員150名:入場無料(要申し込み / 先着順)メールにて受付(bforum@l.u-tokyo.ac.jp)

 

【開催趣旨】

あなたにとってらくがきとは何ですか?遊び心、自己主張、目障り、暇つぶし?

らくがきは、さまざまな意味や機能を持ちます。その一つに、「その場所らしさを反映する」ということがあります。例えばいま、東京大学の正門の石柱にス プレーで「造反非理」とらくがきをするとどうでしょう。ここは東大紛争の時代に実際に「造反有理」とかかれた場所ですから、「造反非理」のらくがきはこの 場所において特別な意味を持ちます。

このようにらくがきは、ある特定の場所だからこそかかれ、またその場所にかかれるからこそ特別な意味を持つものです(それがどんなにつまらないらくがきでも)。つまり、らくがきは場所の特性、歴史や意味、訪れる人々の違いを反映しているのです。そのため、かかれた絵や文字だけでなく、らくがきを消そうと したりおもしろがったりする人々の反応も、らくがきからその場所らしさを読み解く鍵となります。そして上書きも消去も、その場所らしさを構成する歴史の蓄 積となるのです。

今回注目するのは、目には見えないけれどある場所に存在しているもの(管理の考え方、場所への愛着など)を可視化するらくがきの力です。らくがきの力、なんて言うとちょっと大げさかもしれませんが、想像力を働かせて、らく がきから何が見えてくるか、考えてみましょう。

※造反有理:体制に逆らう側に理がある、という意味。元は毛沢東の言葉で、のちに文化大革命や日本の学生運動の際にスローガンとして用いられた。

 

【フォーラムプログラム】

12:30 開場/受付開始

13:00 開会

13:05 学生発表

 

—ゲスト講演—

14:15 小林茂雄 先生 都市環境の視点からのらくがき

14:55 小倉利丸 先生 表現の犯罪-「らくがき」と権力の不安について

 

15:50 パネルディスカッション

16:45 閉会

*時間は当日の状況によって変更の可能性があります。ご了承ください。

 

【ゲストプロフィール】

小林茂雄(こばやし しげお)

東京都市大学工学部建築学科教授。

専門は、建築・都市の光環境、環境と人間心理、落書きとグラフィティ。2010年、日本建築学会賞(論文)受賞。

著書に、『街に描く』(理工 図書)ほか多数。

 

小倉利丸(おぐら としまる)

富山大学経済学部教員 。

現代資本主義論やグローバル文化論などを担当。著書等に『アシッド・キャピタリズム』(青弓社)、『カルチャークラッシュ』(社会評論社)、 『Home Sweet Home』(共訳、作品社)など。

 

【申し込み】

以下の必要事項を記入して、「第14回文化資源学フォーラム」事務局までメールにてお申込みください。

 必要事項:氏名(ふりがな)、連絡先(メールアドレス、電話番号)

 送り先:bforum@l.u-tokyo.ac.jp

ハガキにてお申し込みの方は、官製ハガキにメールと同じく、必要事項を記入し、 「第14回文化資源学フォーラム」事務局までお送り下さい。

*当日、空席がある場合もご入場頂けますが、事前予約をおすすめいたします。

 

【お問い合わせ】

第14回文化資源学フォーラム事務局(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室内)

住所:〒113-0033 文京区本郷7-3-1

東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室 「第14回文化資源学フォーラム」事務局

Tel&Fax:03-5841-3722(東京大学文化資源学研究室 月-金11:00-19:00)

Email:bforum@l.u-tokyo.ac.jp