オープンキャンパス2007 文学部企画の実施報告 2007年8月6日


2007年8月1日(水)、高校生と受験生を対象とした東京大学本郷地区のオープンキャンパスが開催されました。文学部ではその一環として、文学部見学ツアー、模擬講義、質問コーナーの三つの企画を行い、見学ツアーに延べ150名、模擬講義に延べ530名、質問コーナーに70名(いずれも概数)、総計延べ750名という大勢の皆さんをお迎えし、文学部の教育と研究の一端に、肌で触れていただきました。

文学部見学ツアーでは、
①「言葉の深海へ」(国語研究室、英文学研究室)
②「美の回廊をめぐる」(美学芸術学研究室、文化資源学研究室)
③「変貌する社会像」(社会学研究室、次世代人文学開発センター)
④「東西が出会う」(イスラム学研究室、西洋史学研究室)
の四つのコースを準備し、それぞれ10~15名のグループに分かれて、研究室を見学していただきました。各研究室では、その研究室の特色の説明だけでなく、その研究室の所蔵する貴重な資料や、実際に学生の書いた卒業論文などが展示され、直接皆さんに手に取って見ていただきました。ツアー終了後にはさらにグループごとにフリートーキングの時間をもうけて、学生生活のことなど、研究室という密度の濃い空間の中で、学生や教員と自由に話し合う時間を持ちました。

模擬講義では、文学部の数多い講義の中から以下の四つの授業を用意し、大勢の皆さんに受講していただきました。それぞれに熱のこもった授業で、講義の後には、講師の教員に質問するために、長い列が出来ていました。模擬講義に先立って、文学部長・副研究科長による文学部の概要説明も行いました。
①逸身喜一郎教授(西洋古典学)
「運と運命」
②秋山 聰准教授(美術史学)
「美術史学入門講義 小便小僧の図像学」
③松永澄夫教授(哲学)
「甘さについてのお話」
④福井 玲准教授(韓国朝鮮文化)
「ハングルとは何か? 少しだけ言語学入門も兼ねて」

質問コーナーでは、四つのコーナーを用意し、一つは教員、後の三つは二人の学生のペアによって、受験、大学での勉学、学生生活一般、就職など、皆さんのさまざまな質問にお答えしました。一人~三人の少人数で質問できたので、自由に思ったことを聞くことができたかと思います。

文学部では、想像を超えるほど多くの学問分野が研究されています。また学生・大学院生もさまざまな人がいます。一日でふれてもらえるのは、そのほんの一部分にすぎないのが残念です。私たちにとっても、若い方たちの好奇心にふれたことは、とてもよい刺激になりました。皆さんから寄せられたご意見を大事にして、これからもより開かれたオープンキャンパスに、そしてより魅力的な文学部にしていきたいと思っています。