第36回心理学研究室セミナー(和田有史先生) 2017年10月16日開催


文学部心理学研究室では,第36回心理学研究室セミナーとして以下のような講演会を開催しますので,ふるってご参加下さい。

なお,講演内容は大学院生以上を想定しております。

 

第36回心理学研究室セミナー

日時 2017年 10月16日(月) 午後5時から

場所 法文1号館 3階312教室

 

【講師】 和田 有史 (立命館大学)

 

【演題】 「Food perceptionへの心理学的アプローチ」

 

【要旨】

Perceptionは一般的に心理学では「知覚」を意味するが、リスク認知のような社会的な認知についても「Risk Perception」と呼ばれている。食は感覚の坩堝であり、味覚・嗅覚のみならず、皮膚感覚・視覚・聴覚・内臓感覚など様々な感覚情報に食品の印象は左右される。人それぞれで食品には好き嫌いがあるし、それは文化に依存するところが大きい。したがって、食に対して心理学的にアプローチしようとするとき、上記の両者のperceptionを頭の片隅に入れておくべきである。本セミナーでは、ARに用いられたデバイスを実験用に改良した嗅覚提示装置を用いた呼吸の味嗅覚統合への影響とリスク認知の個人差について近年、我々が行った研究を中心に紹介し、食認識の多様性について整理し、考察したい。